札幌への移住を検討するときに最初に考えるべき事

札幌 移住

関西から札幌に移住してきた僕からすると、札幌というのは非常に住みやすい街であり、自身の移住は成功したと思っている。しかし、何もかもが順風満帆に行ったわけでもないし、札幌に住んでいて不満に感じることだってたくさん。

もしかすると、このブログを読んでくれている方の中には、札幌(または北海道)への移住を夢見ている人も居るかもしれないと思い、今回は「札幌へ移住をしたいと思ったときに最初に考えるべき事」として様々な注意点をご紹介します。

敢えてネガティブな面から紹介することになると思いますが、理想ばかり持って移住してきて、後になって「こんなはずじゃ」って思ってもらいたくないので、あしからず。

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生活の糧となる仕事は、決して良い状況とは言えない

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リタイアされて年金と貯蓄で余生を過ごされる方は別ですが、札幌で生活をすると言うことは、働いてお金を稼がなければなりません。

札幌の求人状況と言えば、国内有数の大都市と言うこともあって、全くもって仕事が見つからないと言うことは無いですが、東京のように、様々な職種が存在するわけでもない。

求人誌には、営業職・飲食店・店舗スタッフ・作業系・コールセンターの仕事が多くを占、IT系やクリエイティブ系の仕事は非常に少なく、放送や芸能系の仕事は皆無に近い。

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2017.03.22

もちろん、その仕事に自信や経験があるのであれば問題は無いと思うが、給与は当然東京都比べると低い。

移住の際に真っ先に考えるのは仕事の事だろうけど、個人的には沖縄ほど悪いとは思わないが、全国的には平均より相当悪いと思う。もっとも、仕事を選ばずわがままを言わないのであれば、普通の人なら何らかの仕事には就ける環境だとも思う。

また、北海道では農業が盛んな印象があるが、札幌は農地が少なく、海も無い街なので、農業や漁業をといっても、札幌ではなかなか上手くいかない。

住居に関しては心配する必要はなさそう

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当ブログでも触れたことがあるが、札幌の賃貸環境は比較的優れている。地下鉄乗車10分で中心部まで行けるような場所でも、家賃は2万円代から選ぶことが出来る。

ファミリータイプの2LDKなどでも、6万円もあればそれなりの所に住めてしまう

1つ注意しておかなければいけないのは、「札幌は無職者が部屋を借りることが非常に難しい街」と言うこと。以前友人が東京に行って仕事を探すと行って上京した事があるが、「求職中」の身分でも入居できる部屋はいくつか有ったようだ。

しかし札幌に至っては、賃貸ネットワークがシステム化されており、収入と家賃のバランス、保証会社の審査結果次第という、非常に人情味にあふれていないシステム。よほどの貯蓄が有ることを証明できない限り「求職中」なんて身分だとボロアパートでも入居は厳しいと考えるべきで、まず最初に仕事を決め無ければならない。

つまり、とりあえず住んでみてから考えるなんてことが出来ない街というわけです。

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2016.12.23

冬の雪や寒さは大丈夫か?

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説明するまでも無いが、札幌の冬は厳しい。道内でも比較的雪が多い街で、毎年除雪が追いつかない。駅へ歩いて向かうときに、自らの足で除雪しながら歩かなければいけないことも当たり前になる。

朝、吹雪の中を歩いていると、「もう、いい加減にしてくれ」と、10年たった今でも毎年のように思う

それに暖房費だって馬鹿にならない。灯油暖房や都市ガス暖房の家なら比較的安く済むが、プロパンガスの暖房の家なんかに住むと、冬の暖房代がとんでもないことになる。昔プロパンガス暖房のアパートに済んでいたとき、1ヶ月のガス代金が25000円を超えたことがある。ワンルームの1人暮らし、自炊無し、シャワーのみでだ。

また、車事情も特殊。当然タイヤは夏用と冬用を用意しなければならない。4WDで有る必要は無いが(反論有るかもしれないが、自分自身FRでなんとか問題ないので)、車高が低い車はノーマル車高でも厳しい。雪の轍で腹を擦り、フロントバンパーで雪をかき分けるラッセル車となる。

毎年春先になると、バンパーが割れた車がよく走っている。ワイルドスピード出てくるような車に乗っている人は、別に冬用の車を用意した方が良さそうだ。

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2016.12.24

札幌は夏も暑いぞ!

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僕自身の一番の失敗でもあるのだが、札幌は夏は涼しいと思ったら大間違い。確かに、夏の期間が短いのは事実。しかし、温暖化が叫ばれている昨今は、北海道が全国で一番暑いと言う日も珍しくない。もっとも、最高気温になるのは札幌以外の盆地の地方であることが多いが、札幌もやはり暑い。

しかし、札幌は夏に対する対策があまり取られておらず、賃貸マンションの多くはエアコンが無い。最近の新築マンションでも、エアコンを付けることが出来るようにはなっている(ダクト穴やコンセントの設置)が、築10〜15年より古い物になると、エアコンが付ける事が出来る状態にすらなっていないところが多い。

地下鉄内の冷房も、東京のそれとは大違いで、乗った瞬間にモワッと、嫌なジトジト感に襲われる。

まぁ9月にもなれば涼しくなるので、夏は短いと言えるが、「札幌の夏は涼しいんだー」という気持ちで移住すると後悔するとお思う。

何かあったとき、本州は遠いぞ!!

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本州から札幌に移住を考えていると言うことは、多くの人が親兄弟などの親族は本州に居ることになると思う。

いくら千歳空港〜羽田空港が、世界有数のドル箱過密路線(世界3位)といえど、やはり遠い。

まず、札幌から千歳空港までがそれなりに距離があるため、東京へ行くのも一苦労だ。それに陸続きで無い以上天候にも左右され、家族に何かあったときも、確実に帰れる保証は無い。

GWはお盆、年末年始などの世間一般の大型連休には、当然飛行機代金も跳ね上がり、予約も取りづらくなる。行って帰って数万円というのは覚悟しないといけない。

僕自身もなかなか実家に帰るタイミングが無く、親や親戚の顔もしばらく見ていないなぁ。。

札幌って普通の街だよ?

札幌 移住 都会

北海道の大地をイメージして札幌に来ると肩すかしを食らうかもしれない。世間一般の北海道のイメージと言えば、牧場、馬、牛、北の国からだったりしないだろうか?

たしかに、北海道のイメージはそれで良いかもしれないが、札幌は普通の街。大都会とは言えないが、日本では比較的大きな都会だ。福岡とか仙台とか、そういう印象。

もちろん、車で1〜2時間走れば、北海道らしい風景を拝むことも出来るが、別に毎日の生活の中にそれがあるわけでは無い。通常は住宅街を抜け地下鉄駅に行き、光の入らない地下鉄に乗って中心部に行き、ビルが立ち並ぶ街をかき分けて職場へ行く。

仕事が終わればすすきのに繰り出して、夜のネオンで至福のひととき。

それが札幌流の生活だ。

早朝、朝靄のなかで自然のパワーを感じたいのであれば、札幌以外で農業をやるべき

それでも札幌が好きなんだな。

辛口で札幌の文句ばっかり言ってみたが、札幌に住んでいる人なら、同調してくれる人も居ると思う。理想だけで移住を考えるのでは無く、あらかじめ悪いところはしっかりと知っておいてほしいです。

もし僕が他の街に移住するなら、やっぱり魅力だけじゃ無くて、悪いところも知っておきたいと思うので。

だいたい、市町村の移住誘致の窓口って、良いことと、誰でもが解るようなデメリットしか教えてくれないですからね。