札幌パークホテルが解体、1万人収容の国際会議場併設の方針を固める

札幌パークホテル 建替え 会議場

札幌の都心のオアシス、中島公園に隣接する老舗ホテル「札幌パークホテル」の建て替えに伴い、1万人規模の収容能力を誇る国際会議場が併設される見通しだ。

2015年に不動産業のサンケイビル(東京)が買収し、建替えも含み大幅なリニューアルを検討していたが、いよいよ現実味が帯びてきました。

報道によると、2017年度中に事業費概算を取りまとめ、2022年の開業を目指す。

札幌パークホテルとは

札幌パークホテル

札幌パークホテルは、1964年に札幌市から払い下げられた中島公園の土地に「三愛ホテル」の名で開業。1966年には、三井観光開発(後のグランビスタ ホテル&リゾート)に経営権を譲渡し、札幌パークホテルという現在の名称となる。

その後、2015年にサンケイビル(フジサンケイグループ)により買収され現在に至る。

大型ホテルであり、2500人規模を収容する宴会場を要する事から、学会などにもよく利用され、また札幌市内においては老舗でありハイクラスホテルの位置付けでもあるパークホテルは、近年は天皇皇后両陛下はじめ、皇室御用達の宿泊先としても有名。

実のところ、僕自身過去にこのホテルでアルバイトをしていた事もあり、オーセンティックな雰囲気のある非常にいいホテルだとも思う。

札幌市内の会議場事情

札幌 国際会議場

現時点で、会議場という分野において、札幌市内には5000人以上をまとめて収容できる規模の施設がなく、国際会議などは他の都市と比べて遅れをとっていた現状がある。

現在その様な大規模な会議がある場合は、札幌駅近くの「ロイトン札幌」や「ニトリ文化ホール」などを利用して分散させている。また、東札幌には札幌コンベンションセンターもあるがなにぶん中心部からのアクセスがあまり良くないため、用途は限られている。

そんな中、1万人規模の国際会議対応の施設を建設することで、外国人宿泊客の誘致や、札幌での国際会議の開催を狙っている。

ホテルと会議場の建設計画

詳細はまだはっきりとはしていないが、現段階で分かっている予定では、現在のパークホテルの駐車場部分にホテルを新築し、その後現ホテルを解体、跡地に会議場施設を建設するプランが有力。

こうすることでホテルの営業を継続出来、また低層の会議場と、高層になるホテルの位置関係から、どちらからでも中島公園を眺めることができるというメリットもあるだろう。

また、昨年に解体されたヤマハの跡地との関わりも気になるところ。元々あのヤマハ跡地は、三愛ホテルがボーリング場として建てた建物で、ボーリングブームの終わりとともにヤマハに売却したもの。

一時は不動産デベロッパーを通じて外資系ホテル建設が現実味を帯びていたが白紙化しているため、40年の時を経て再度パークホテルの関連施設になるかもしれない。

いずれにしても、ホテル好きの僕からすると興味をそそる話だ。
(お前がホテル好きって初耳だけど?)